。 病因。 寝付が悪い、途中で目が覚める、漢方的には肝虚証(肝臓が弱って来て居る)と診たてます。女性の場合は冷え症で寝付が悪いと云うのが多いです、之は腎虚証で診立てます。睡眠の為の色々な物が出て居ますが保々意味を為して居ません?肝虚の場合は頭に上った血が下がら無くて目が冴えて来る。腎虚の場合は身体が冷えて居るので気温が下がって来ると寒さで目が覚めると言う様な事です。 治療法。食事は特に大切です。冷たくて、甘くて、サッパリした物は摂らない事です。好く火が入った物を取る事です、温かくて身体を温める物消化が良くて栄養の有る物、肝臓の働きを良くする食事、トマトと肉を合せた料理ビーフシチュ等、茸と肉を合せた料理チャンポン等、酢豚の様な酢と肉を使った料理等々、コーヒー、紅茶、煎茶、抹茶、ウーロン茶等のカフェインの入った物は出来るだけ摂らない事です、生姜湯、葛湯、甘酒、汁粉、金柑湯、柚子湯、等々の体を温める物アルコールが好いのは精々20CC迄ですチョコの小さい物以下です其以上は摂らない事です。身体の健康状態は頭寒足熱ですから。足首に保温用サポウター、レッグウオマー、アキレス腱の方に使い捨てカイロ、寝る時だけ腹巻。 漢方薬。身体の弱い虚証の人。加味帰脾湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、柴胡桂枝乾姜湯、柴胡桂枝湯、 逆上せの上がり易い人実証。小柴胡湯、柴胡加竜骨牡蠣湯、飲み難い人はココアに溶いてふうふうしながら飲んで下さい。 |