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戦火を生き抜いて希望を胸に
中国湖州王一品齋筆荘
画像磚
画像磚

 画像磚とは古代中国で墓室建築に用いられた磚刻絵画である。
 画像磚は一種の装飾価値を備えた建築構成部分であり、通常は戦国晩期に始まり漢代に盛んとなり、三国両晋南北朝時期も継続して流行し、尚且つ非常に高い完成を得たと考えられている。
 
 そのうち漢代の画像磚は出土している数量、磚塊の形状にも非常に高い史料価値と芸術レベルを有しており、古代中国の社会生活と芸術の発展を考察、研究する上での非常に貴重な資料である。
 
 分布区域:1949年以降考古学の大きな発展にともない画像磚が大量に出土した。出土地域は河南、四川、山東、陝西、江蘇、江西、湖北、雲南などの省であり、そのうち河南と四川の両省の出土数量がもっとも多い。

 題材と内容:一種の芸術表現形式であり、画像磚と当時の社会生活は密接な関係にある。その題材内容は広くその時代の政治、経済、文化、芸術、風俗、民情及び生産労働などを表現した。その題材は大きく分けて五つに分類できる。
@経済生活と生産労働を表現したもの
A輝かしい墓主の生前の社会的地位
B歴史物語
C神話伝説と神仙、妖怪
D動物、植物の形姿及び図案

 画像磚と画像石は題材、内容の方面において共通性を有しており、同一時代の芸術題材上の一致性を反映している。

 構造と形式:研究を経て明らかにされたのは、画像磚はよく加工した粘質土を煉瓦状に固めて乾燥させたものを木製の型の中に入れ煉瓦生地を生成し、半乾きにした後に木型をはずし、画像内容を刻むことにより各種の画像磚の図案を表したものである。
 中空になっている磚と中空ではない磚の区別は、空心画像磚の方が比較的大きく、長方形を呈している。

 画像磚の形成も産地により多少の違いがある。
 刻された画像による線、塊面上の凹凸加工手法の違い、その表現方法も多種多様であり、その画像形体の構成形式に基づき一般に、
@陰線彫りと陽線彫り。この種の画像磚上の図像線は凹凸両種類の様相を呈しており、線は簡潔で 滑らか。白と黒の配置も適当であり様相も概して生き生きとしている。
A浅浮彫り。線と面が結合して物象の大きな体面上に線を用いて配し、主題表現と動態の刻画を強 めている。
B高浮彫り。画像は比較的強い重量感と一定の空間感を備えている以外に、一部の画像磚は出土時 に画像磚上に色彩を帯びていた。これは当時画像磚は色彩の助けを借りて、主題を表現していた ことを表している。

 芸術的特長:画像磚の芸術的特長の主な表現は、物像刻画の細微に対して考えるべきではなく、極めて類似しているという基礎上において形姿の正確さを追求するものであると考えられる。
 その作品造形は洗練されており、生き生きとしている。一部の画像の中の様相は主題内容の要求により、一定的な色彩誇張を備えている。
 芸術的特長は雄壮素朴で時代の特徴に富んでいる。

 


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